叶野村(読み)かないのむら

日本歴史地名大系 「叶野村」の解説

叶野村
かないのむら

[現在地名]荻町柏原かしわばる

山崎やまさき(岩戸川)が西北部を北東に流れる標高六〇〇メートル前後の台地上にある。正保郷帳では柏原郷に属し、田方はなく畑方八五石余。万治元年(一六五八)には田高なし・畑高一三七石余・屋敷高三石三斗余とある(荻町史)。寛文元年(一六六一)の柏原組村鏡御帳(垣田家文書)では高二九四石余、男七一・女五二、牛二〇・馬一二とある。天明七年(一七八七)の覚(同文書)に叶野村小庄屋伝左衛門・叶野村宗旨横目両右衛門がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む