長野県南西部、木曽郡(きそぐん)にあった旧村名(開田村(むら))。現在は木曽町の北西部を占める。2005年(平成17)木曽福島(きそふくしま)町、日義(ひよし)村、三岳(みたけ)村と合併し木曽町となる。旧開田村は御嶽山(おんたけさん)の北東麓(ろく)にある隔絶山村。御嶽火山の標高1000~1200メートルの高所にあり、JR中央本線木曽福島駅から乗り継ぎを含む西野行きバスで約40分。交通の関係で、木曽谷よりは岐阜県側と交渉があった。木曽馬の保護と育成のため、他の観光施設と複合した「木曽馬乗馬センター」が開設されている。現在は30頭ほどが飼育されている。ほかに「木曽馬トレッキングセンター」もある。キャンプ場のある開田高原のほか、幕末からの資料や、木曽馬などを展示する開田郷土館や、別荘地、温泉入浴施設がある。
[小林寛義]
『『開田村誌』上下(1980・開田村)』
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…また開墾予定地を墾田地ともいう。古代の史料では,新たに開墾した田をさす場合が多く,治田(はりた),開田(見開田)などともよばれた。墾田の語は主として古代から中世に用いられ,近世には新田の語が用いられた。…
※「開田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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