化学辞典 第2版 「合成エメラルド」の解説
合成エメラルド
ゴウセイエメラルド
synthetic emerald
人工的に合成されたエメラルド.すなわち,微量のCrを含むBe3Al2(SiO3)6の単結晶.1940年,C. Chathamによって合成されたものが有名であるが,近年,フラックス法および水熱合成法によって最大30カラットのものがつくられている.超高圧合成法あるいはベルヌーイ法も試みられている.宝石としての用途のほか,レーザー発振やマイクロ波への応用が考えられている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報