吉凶は糾える縄の如し(読み)キッキョウハアザナエルナワノゴトシ

デジタル大辞泉 「吉凶は糾える縄の如し」の意味・読み・例文・類語

吉凶きっきょうあざなえるなわごと

禍福かふくは糾える縄の如し」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「吉凶は糾える縄の如し」の意味・読み・例文・類語

きっきょう【吉凶】 は=糾(あざな)える[=まつわれる]縄(なわ)の如(ごと)

  1. ( 晉の孫楚の「征西官属送於陟陽侯作詩‐吉凶糾纆、憂喜相紛繞」による ) よいことと悪いことは、より合わせた縄のようにかわるがわる来るものである。禍福は糾える縄の如し。
    1. [初出の実例]「吉凶はまつはれる縄のごとしといふぞことはりなる」(出典:平治物語(1220頃か)上)

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