禍福(読み)カフク

デジタル大辞泉 「禍福」の意味・読み・例文・類語

か‐ふく〔クワ‐〕【禍福】

災難と幸福。不運と幸運。
[類語]吉凶慶弔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「禍福」の意味・読み・例文・類語

か‐ふくクヮ‥【禍福】

  1. 〘 名詞 〙 わざわいとさいわい。不幸と幸福。
    1. [初出の実例]「安芸周防国人等妄説禍福。多集人衆」(出典続日本紀‐天平二年(730)九月庚辰)
    2. 「禍福道を同うし、盛衰掌をかへす」(出典:平家物語(13C前)七)
    3. [その他の文献]〔中庸〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「禍福」の読み・字形・画数・意味

【禍福】か(くわ)ふく

幸不幸。吉凶。〔荘子、庚桑楚〕身は槁木の枝の(ごと)く、心は死し。是(かく)のも亦た至らず、も亦た來(きた)らず、ること无(な)し。

字通「禍」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

デジタル大辞泉プラス 「禍福」の解説

禍福

1937年公開の日本映画。監督:成瀬巳喜男原作菊池寛脚本:岩崎文隆、撮影:三浦光男。出演高田稔丸山定夫英百合子、入江たか子ほか。前後編の2部構成。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android