吉多牧(読み)よしだのまき

日本歴史地名大系 「吉多牧」の解説

吉多牧
よしだのまき

「三代実録」所載馬牧。同書貞観二年(八六〇)一〇月八日条に「廃大隅国吉多、野神二牧、縁馬多蕃息害百姓之作業也」とあり、馬の繁殖によって百姓の作業を妨げるほどになったため、当牧など二牧を廃している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android