吉志部東村(読み)きしべひがしむら

日本歴史地名大系 「吉志部東村」の解説

吉志部東村
きしべひがしむら

[現在地名]吹田市南正雀みなみしようじやく一―五丁目・吹東すいとう町・さいわい町・岸部北きしべきた一丁目・同三―五丁目・岸部中きしべなか一―五丁目・岸部南きしべみなみ一―三丁目・芝田しばた町・平松ひらまつ町など

吉志部五ヵ村の一で単に東村ともいう。慶長一〇年(一六〇五)摂津国絵図、元和初年の摂津一国高御改帳に村名がみえるが、当村だけの高は不明(→吉志部村。寛文九年(一六六九)の高は八六一石余(吹田市史)、享保二〇年(一七三五)摂河泉石高調では八六五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android