20世紀日本人名事典 「吉田漱」の解説
吉田 漱
ヨシダ ススグ
昭和・平成期の歌人,美術史家 元・岡山大学教育学部教授。
- 生年
- 大正11(1922)年3月11日
- 没年
- 平成13(2001)年8月21日
- 出生地
- 東京
- 別名
- 筆名=利根 光一(トネ コウイチ)
- 学歴〔年〕
- 東京美術学校〔昭和22年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 内山晋米寿記念浮世絵奨励賞(第11回)〔平成4年〕,短歌研究賞(第31回)〔平成7年〕「『バスティーユの石』25首」,斎藤茂吉短歌文学賞(第9回)〔平成10年〕「『白き山』全注釈」
- 経歴
- 昭和22年「アララギ」入会。26年近藤芳美を中心とする「未来」創刊に参加。28年「未来歌集」刊行に加わる。歌集に「青い壁画」「FINLANDIA」「あけもどろ」、著書に「近藤芳美私註」「歌麿」「土屋文明私記」「中村憲吉論考」「『赤光』全注釈」「『白き山』全注釈」、利根光一名義の著書に「テルの生涯」など。美術史家としても活躍した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報