光一(読み)ぴかいち

精選版 日本国語大辞典 「光一」の意味・読み・例文・類語

ぴか‐いち【光一】

〘名〙
① 花合の手役一つ七枚手札の中で一枚だけが光物(ひかりもの)(=二〇点札)で、残りの六枚が滓札(かすふだ)か柳(雨)の札であること。〔社交用語の字引(1925)〕
② 転じて、多数同類の中でもっともすぐれていること。また、そのもの。
※今年竹(1919‐27)〈里見弴焼土ほか調度とも全く不釣合なほど、ピカ一に光り耀いてゐる花櫚(くゎりん)の、〈略〉長火鉢

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デジタル大辞泉 「光一」の意味・読み・例文・類語

ぴか‐いち【光一】

花札の手役で、初めに配られた手札7枚のうち光り物(20点札)が1枚で、あとが全部かす札であるもの。
1から》多くの中で際立ってすぐれていること。また、そのもの。「若手では光一の腕前」
[類語](2一番一等一級無上至上至高最高最上最良最善随一白眉はくびベストナンバーワントップ最も

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