吉窪村(読み)よしくぼむら

日本歴史地名大系 「吉窪村」の解説

吉窪村
よしくぼむら

[現在地名]長野市塩生しようぶ 吉窪

南はさい川をもって更級さらしな郡と境し、東は栃久保とちくぼの東谷をもって小市こいち村と境し、北は山峰をもって小鍋こなべ村・田中たなか村と境する。

村名の初見は慶長七年(一六〇二)の川中島四郡検地打立之帳(小柳文書)で「四百五石八斗四升五合 吉窪村」とある。中世は小田切おだぎりの里とも称し、小田切氏の領する所で、村の南部犀川に臨む吉窪城(六一九・二メートル)は小田切氏の要害城である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む