吉部市(読み)きべいち

日本歴史地名大系 「吉部市」の解説

吉部市
きべいち

[現在地名]楠町大字東吉部

東吉部(ひがしきべ)の南部に位置し、江戸時代に山陽道の要地舟木市(ふなきいち)から秋吉(あきよし)村(現美禰祢秋芳町)を経て萩に至る往還に沿って開かれた市。開設年代は不明だが、慶長一五年(一六一〇)の検地帳に、吉部郷のうち市屋敷四一、石高二二石余が記されている。

「注進案」によれば、吉部市は本往来ではなく舟木市から萩への往来人馬継所であり、馬八として人足の定めはなく、入用の節に在村へ割符を出して集めるとしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む