吉部市(読み)きべいち

日本歴史地名大系 「吉部市」の解説

吉部市
きべいち

[現在地名]楠町大字東吉部

東吉部ひがしきべ南部に位置し、江戸時代に山陽道の要地舟木市ふなきいちから秋吉あきよし(現美禰祢秋芳町)を経て萩に至る往還に沿って開かれた市。開設年代は不明だが、慶長一五年(一六一〇)検地帳に、吉部郷のうち市屋敷四一、石高二二石余が記されている。

「注進案」によれば、吉部市は本往来ではなく舟木市から萩への往来人馬継所であり、馬八として人足の定めはなく、入用の節に在村へ割符を出して集めるとしている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む