吉野大夫(読み)ヨシノタユウ

デジタル大辞泉 「吉野大夫」の意味・読み・例文・類語

よしのたゆう〔ヨシノタイフ〕【吉野大夫】

後藤明生めいせい小説。信濃追分宿の遊女、吉野大夫伝承を手掛かりに、大夫の小説を書こうとする作家を描く。昭和56年(1981)刊行同年、第17回谷崎潤一郎賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android