吊秤(読み)つりばかり(英語表記)suspension scale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「吊秤」の意味・わかりやすい解説

吊秤
つりばかり
suspension scale

機構全体を吊下げた状態で使用する秤。秤量は 10kg~300tぐらいで,各種ある。秤量 200kg以下の小型のものは小荷物などの計量に,それ以上の大型のものはおもに各種クレーンのフックに吊下げ,荷揚げなど運搬途中で,貨物などの計量を行うのに用いる。小型のものはばね式が多いが,大型のものには,ばね式,てこ式,圧力式などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android