同慶寺(読み)どうけいじ

日本歴史地名大系 「同慶寺」の解説

同慶寺
どうけいじ

[現在地名]宇都宮市竹下町

飛山とびやま城跡北東にあり、瑞竜山養徳院と号し、臨済宗妙心寺派。本尊子安観音。飛山城を築いたという芳賀高俊が初め寺山てらやま建立、のちその南側の現在地へ移す。一一代高俊から一八代高益に至る芳賀一族の墓碑がある。永仁(一二九三―九九)から嘉元(一三〇三―〇六)の間、仏国禅師三世法嗣大同妙詰による開山と伝える。永禄年間(一五五八―七〇)に炎上。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android