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石垣 イシガキ

10件 の用語解説(石垣の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

いし‐がき【石垣】

石を積み上げてつくった垣。石壁。また、山や堤などの側面に石を積み重ねたもの。石崖(いしがけ)。

いしがき【石垣】[沖縄県の市]

沖縄県の石垣島を占める市。パイナップル栽培が盛ん。黒真珠・八重山上布を特産。人口4.7万(2010)。

いしがき【石垣】[京都市の地名]

京都市の石垣町のこと。東山区宮川町付近をいう。寛文10年(1670)鴨川に石垣で護岸工事をしたところからの名。色茶屋が多かった。いしがけまち。

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デジタル大辞泉プラスの解説

石垣

日本商工会議所が発行するビジネス情報誌。1980年創刊。毎月10日発行。

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日本の企業がわかる事典2014-2015の解説

石垣

正式社名「株式会社石垣」。英文社名「ISHIGAKI COMPANY, LTD.」。機械工業。昭和33年(1958)前身の「石垣製作所」創業。同35年(1960)「石垣機工株式会社」設立。平成8年(1996)現在の社名に変更。本社は東京都中央区京橋産業機械製造会社。濾過機・ポンプの製造、上下水道プラント設備の施工を行う。ほかに船舶用推進機など。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

いしがき【石垣】

言葉の本来の意味は,石で築いた境界の工作物であるが,斜面の土止めなどのために石で築いた壁も石垣と呼ぶ。石崖(いしがけ)と呼ぶこともあり,古くは石畳(いしだたみ)という表現も使われた。日本の石垣は,桃山時代の城郭でもっとも大規模なものに発達したが,この場合も,防御用の境界工作物であるとともに,斜面の土止めの役割を果たしている。その構造の多くは,粗い加工をした石や,自然のままの石を,すき間をかなり残しながら積んだもので,エジプト,中国,ヨーロッパなどの石造建造物(石造建築)のように,精巧に加工した石材をすき間なく積んだ例は少ない。

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大辞林 第三版の解説

いしがき【石垣】

石を積んだり組んだりして築いた障壁・仕切り。
がけ・堤などの表面を石で固めたもの。石がけ。

いしがき【石垣】

沖縄県南西部、石垣島からなる市。八重山諸島の行政・経済の中心地。パイナップル・サトウキビを栽培し、畜産も盛ん。

いしがき【石垣】

姓氏の一。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石垣
いしがき

天然に産出する玉石(たまいし)、またはそれを切断、研磨加工した石材を積み上げて構成した工作物のこと。土留めを目的とする擁壁(ようへき)、囲障を目的とする石塀(いしべい)などがある。急斜面や崖(がけ)など高低差のある土地で発生しやすい地すべりや土砂の流動、崩壊を防止する手段として、木製矢板を用いた支保工や鋼鉄製シートパイルの打設などの工法があるが、石垣は、石のブロックを段々に積み上げて側方からの土圧に耐えさせ、山留めの役目をさせるものを総称する。古来、城郭や櫓(やぐら)などの基礎工(石塁)としても洋の東西を問わず広く用いられ、また、山道や河川の護岸、傾斜地における宅地造成にも利用される。日本では稲作農業が全国的に普及しており、山間地の水田には石積みされた擁壁が多く見受けられる。[金多 潔]

材料

花崗岩(かこうがん)や安山岩など硬度の高い石材は擁壁用の石垣に多く用いられる。石塊の大きさは大小さまざまであるが、たとえば大坂城の石塁には、瀬戸内海沿岸から筏船(いかだぶね)や石船(石材運搬専用船)で海上輸送によって運ばれてきた巨大な花崗岩の大石が使われている。陸上での巨石運搬は、石を修羅(しゅら)に乗せて運ぶなど、人力によることが多かったが、あるときは装いをこらし、木遣(きやり)の音頭をとり、大ぜいの見物を交えて威勢をつけ、お祭りのような騒ぎで石引きを行ったといわれている。現在、皇居になっている江戸城の石塁には、神奈川県小田原市近郊から産出する小松石(安山岩)が多量に用いられている。これらの城郭の石塁の技術と壁面の構成は日本独得のものである。[金多 潔]

石積み

石垣では積み石の形や大小にとらわれない自然石積み(くずれ積み)がもっとも古い工法であり、その構成は現代にも引き継がれている。また、同じ自然石でも玉石積みがあり、よくみかける石積みとして間知石(けんちいし)積みがある。間知石積みの積み方は、V字形の谷積みと水平の線を強調した布(ぬの)積み、そして特殊なものに六角形の亀甲(きっこう)積みがある。ほかに不定形な雑石を用いた石積みや、あらかじめ壁面構成を考えて石の割付けをした石積みなどがある。[金多 潔]

石塀

石塀については土圧を考えないでもよく、かなり自由なデザインも可能である。砂岩や凝灰岩などの軟石を使う場合も多く、その加工が容易なことから彫刻を施したものや、仕上げ面の加工に手の込んだ石塀が見受けられる。石垣は、目地モルタルの有無によって練(ねり)積み、空(から)積みなどといわれる。石の利用上、石積みはもっとも多く使われ、長い年月を経ると落ち着きのある立体的景観を生み出す。[金多 潔]
『飯島亮他著『原色 日本の石――産地と利用』(1978・大和屋出版)』

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世界大百科事典内の石垣の言及

【城】より

…【村田 修三】
【古代】
 古代の城柵は7世紀中ごろの天智朝以前の神籠石(こうごいし)と,天智朝に唐や新羅に対する防備のため対馬の金田城,讃岐の屋島城をふくむ九州から大和にまで築いた城,8世紀の怡土(いと)城などの西国の防御的な山城(さんじよう∥やまじろ)と,8,9世紀に東北経営の拠点として築いた平城(ひらじろ)または平山城(ひらやまじろ)に分けることができる。 天智朝の百済人の指導による築城は,実戦的に防御正面に急峻な地形を選び,その背後に山稜がめぐる谷をとりいれた楕円形の平面をもち,山稜を石垣や土塁でつないでその間に数ヵ所の城門を配している。防御線の内側に兵舎や数十棟の倉庫を配している。…

【塀】より

…しかし古代には都市そのものが市壁で守られ,人家は稠密(ちゆうみつ)に建てられていたので,市内の建物に塀をめぐらすことはまれであった。他方,市外の農場や牧場は石や土を積んだ石垣や土塁,あるいは灌木の生垣で囲んで,動物の侵入や逃亡を防いだ。また,古代ローマのウィラも,もちろん塀や石垣で囲まれていた。…

※「石垣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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