名熊村(読み)なぐまむら

日本歴史地名大系 「名熊村」の解説

名熊村
なぐまむら

[現在地名]大原町下布施しもぶせ 名熊

町台まちだい村の北西に位置し、落合おちあい川が流れる。下布施村の小村であったが、領内では一村扱いされ、延宝五年(一六七七)の中滝領分知帳(中村家文書)に下布施郷名熊村とみえる。高三七八石余で旗本阿部領。享保四年(一七一九)の高三七七石余(石野家文書)、以後村高・領主ともに幕末まで変わらない(旧高旧領取調帳)。天保郷帳には古くは下布施村のうちと記され、一村として高付されている。明和五年(一七六八)の人数三三七、うち僧三(「人別改帳」大曾根家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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