名立たり(読み)ナダタリ

デジタル大辞泉 「名立たり」の意味・読み・例文・類語

な‐だた・り【名立たり】

[動ラ変]《「なたちあり」の音変化》名が立っている。有名である。
「世の中に―・り給ひつる仇人あだびとの」〈宇津保嵯峨院

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名立たり」の意味・読み・例文・類語

な‐だた・り【名立】

  1. 〘 自動詞 ラ行変 〙 ( 「なたちあり」の変化した語 ) 名が立っている。有名である。名高い。名に負う。
    1. [初出の実例]「数しらず君が齢をのばへつつなだたる宿の露とならなん〈伊勢〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋下・三九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む