名香の糸(読み)みょうごうのいと

精選版 日本国語大辞典 「名香の糸」の意味・読み・例文・類語

みょうごう【名香】 の 糸(いと)

仏にたてまつる香を包む紙を結ぶ五色の糸。一説に、行香机(ぎょうごうづくえ)の四すみに結んでたれ下げる糸とも。
源氏(1001‐14頃)総角「みゃうかうのいとひきみだりてかくても経ぬる」

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