日本歴史地名大系 「向中野通」の解説 向中野通むかいなかのどおり 岩手県:盛岡市向中野通盛岡藩の地方行政組織三三通の一つ。東は上田(うえだ)通・見前(みるまえ)通、西は雫石(しずくいし)通、南は伝法寺(でんぽうじ)通などに接する。現在の盛岡市、紫波(しわ)郡矢巾(やはば)町・都南(となん)村の各一部にあたる。「邦内郷村志」では本宮(もとみや)・向中野・仙北町(せんぼくちよう)(現盛岡市)、赤林(あかばやし)・広宮沢(ひろみやさわ)・煙山(けむやま)(現矢巾町)、津志田(つしだ)・津軽町(つがるまち)・上永井(かみながい)・下永井・湯沢(ゆざわ)(現都南村)の一一ヵ村が含まれ、総高六千九〇四石余、うち給地一千一〇四石余、馬数八四七。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by