向河岸(読み)むこうがし

精選版 日本国語大辞典 「向河岸」の意味・読み・例文・類語

むこう‐がしむかふ‥【向河岸】

  1. 〘 名詞 〙 川をはさんで、自分がいる岸の向かいにある岸。むこうぎし。対岸。
    1. [初出の実例]「ことしは雨のふらぬ六月〈芭蕉〉 預けたるみそとりにやる向河岸〈野坡〉」(出典:俳諧・炭俵(1694)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android