君君(読み)きみきみ

精選版 日本国語大辞典 「君君」の意味・読み・例文・類語

きみ‐きみ【君君】

〘名〙
主君たち。それぞれの主君。
※枕(10C終)三〇三「宮仕する人々の出で集りて、おのがきみきみの御事めできこえ」
代々の主君。
拾遺(1005‐07頃か)雑賀・一一六五「岩の上の松にたとへむきみきみは世にまれらなるたねぞと思へば〈藤原道長〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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