吟じる(読み)ギンジル

デジタル大辞泉 「吟じる」の意味・読み・例文・類語

ぎん・じる【吟じる】

[動ザ上一]ぎん(吟)ずる」(サ変)の上一段化。「漢詩を―・じる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「吟じる」の意味・読み・例文・類語

ぎん・じる【吟】

  1. 〘 他動詞 ザ上一 〙 ( サ変動詞の「吟ずる」が上一段活用に転じた語 )
  2. ぎんずる(吟)[ 二 ]
  3. 服装容姿を美しく飾る。めかす。やつす。江戸時代、文化文政期(一八〇四‐三〇)から天保期(一八三〇‐四四)へかけての流行語。吟ずる。
    1. [初出の実例]「皆々うつくの嚊娘、ぎんじ立てて出る中に」(出典:浄瑠璃・箱根霊験躄仇討(1801)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android