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流行語 りゅうこうご

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

流行語
りゅうこうご

何かのきっかけで急に用いられるようになり,ある期間好んで用いられる単語,あるいは句や文。はやり言葉とも呼ばれる。「斜陽族」やさらにそれをもとにつくられた「社用族」のように新語であることも多いが,以前からある語句や言い回しが特定の人や状況に関連してはやり出すこともある。特に最近はマスコミが流行語をつくりはやらせる例が多い。すぐにすたれるものが多いが,否定に呼応して用いられた「とても」が程度を表わす用法も得たように語彙に定着するものもある。

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デジタル大辞泉の解説

りゅうこう‐ご〔リウカウ‐〕【流行語】

ある時期、多くの人々の間で盛んに使われる語や言い回し。はやりことば。

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうこうご【流行語】

ある一時期に突然多くの人に受け入れられて,ひんぱんに用いられる語または語句。〈はやりことば〉ともいう。たいていは,その使用は短い期間で終わるが,まれに長く用いられ定着化して,一般辞書に登録されることもある。多くの人に受け入れられるのは,その語または語句が世相の本質または一面をずばりと表現しているためである。例えば昭和20年代の〈ギョッ〉〈アジャパー〉〈タケノコ生活〉,昭和30年代の〈ガチョン〉〈一億総白痴〉,昭和40年代の〈シェー〉〈過疎〉,昭和50年代の〈オヨヨ〉〈オイルショック〉と,このように並べると,日本の戦後の世相がこれらの語によってよく象徴されていることがわかる。

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大辞林 第三版の解説

りゅうこうご【流行語】

ある一時期に興味をもたれ、多くの人々によって盛んに使用される単語や句。はやり言葉。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

流行語
りゅうこうご

「はやりことば」ともいう。その時々の人々の興味や関心に適合して、強い感化的な意味をもって、急激に使用されるようになる語。多くは短期間に消滅するが、長く使われて一般の語彙(ごい)に取り込まれることもある。マスコミの発達とともに、流行語の消長もいっそうめまぐるしくなってきている。
 語種もさまざまで、漢語(三等重役、八等身など)、和語(買出し、つるし上げなど)、外来語(キングサイズ、ケセラセラなど)、混種語(逆コース、総会屋など)などがある。また、「老いらくの恋」「書きますわよ」のように句をなしているものもみられる。感化的な意味合いが強いことから、擬声語的なものも多い。たとえば、ごく普通の語句を特異なアクセントやイントネーションで発音して流行語化することもある。さらに、従来使われていた語句にスポットがあてられ、もてはやされもする。昭和30年代にはやった「神武(じんむ)以来」という語は、すでに西鶴(さいかく)の作品にみられるといったぐあいである。一方、「番長」「不定愁訴」「~症候群」などのように、新しくつくられた語句もある。その場合、「よろめき」や「太陽族」のように、つくりだしたものや出所の明らかなものもあるが、「いかす」「ナウい」のように、だれからともなく使われ出したものもある。流行語には社会の関心が現れているので、その変遷から各時期の世相がうかがえる。[鈴木英夫]
『川崎洋著『流行語』(1981・毎日新聞社)』

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