デジタル大辞泉
「吟ふ」の意味・読み・例文・類語
さまよ・う〔さまよふ〕【▽吟ふ/呻=吟ふ】
[動ハ四]嘆きうめく。呻吟する。
「春鳥の―・ひぬれば嘆きもいまだ過ぎぬに」〈万・一九九〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さまよ・うさまよふ【吟・呻吟】
- 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 声をあげて嘆く。うめき叫ぶ。呻吟する。
- [初出の実例]「彦火々出見の尊憂苦(くるし)ひますこと甚深く、行きつつ、海の畔(はた)に吟(サマヨフ)」(出典:日本書紀(720)神代下(鴨脚本訓))
- 「楚の屈原が泪羅(べきら)の沢に吟(サマヨフ)て」(出典:太平記(14C後)三九)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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