デジタル大辞泉 「否目」の意味・読み・例文・類語 いや‐め【▽否目】 [名・形動ナリ]悲しそうな目つき。また、悲しげなさま。「うちひそみつつ泣くを…なぞ斯く―なると、憎くをこにも思ふ」〈源・東屋〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「否目」の意味・読み・例文・類語 いや‐め【否目】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 悲しそうな目つき。涙ぐんでいること。もの悲しげなさま。泣き顔。[初出の実例]「御病(おほむやまひ)の重きさまをのみ見せてかくすぞろなるいやめのけしき知らせじとかしこくもてかくすとおぼしけれど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)蜻蛉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例