吸収作用(読み)きゅうしゅうさよう

岩石学辞典 「吸収作用」の解説

吸収作用

absorption: 固体岩体または集合体による,気体または液体同化作用または結合
imbibition: 溶液岩石への浸透,あるいは岩石による溶液の吸収過程.添加された物質が成長する結晶の構造に化学的に結合して,その結晶の一部を完全に形作る過程[Spry : 1969, Baker : 1990].ラクロア堆積岩に花崗岩化の流体が浸透し吸収されてできたものをインビビション片麻岩(imbibition gneiss)と呼んだ[Lacroix : 1898].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む