吸収犯(読み)きゅうしゅうはん

精選版 日本国語大辞典 「吸収犯」の意味・読み・例文・類語

きゅうしゅう‐はん キフシウ‥【吸収犯】

〘名〙 ある犯罪行為が、他の犯罪が成立する場合にその中に当然含まれるとして、別の罪にならない場合をいう。殺人罪に吸収される傷害罪放火罪に吸収される建造物損壊罪など。→法条競合

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android