法条競合(読み)ホウジョウキョウゴウ

デジタル大辞泉 「法条競合」の意味・読み・例文・類語

ほうじょう‐きょうごう〔ハフデウキヤウガフ〕【法条競合】

一つの犯罪行為が外観上数個の刑罰法規に当てはまるが、実質的にはその一つだけが適用されること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「法条競合」の意味・読み・例文・類語

ほうじょう‐きょうごうハフデウキャウガフ【法条競合】

  1. 〘 名詞 〙 一つの行為が二つ以上の刑罰法規に触れる場合でも、それらの刑罰法規相互間の関係上、そのうちの一つだけが適用されて他は排斥される場合をいう。たとえば、火をつけて他人建造物を焼いた者は、放火罪と建造物損壊罪の両方にあたるようにみえるが、実際は吸収されて放火罪だけが適用される。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む