精選版 日本国語大辞典 「吹き寄る」の意味・読み・例文・類語 ふき‐よ・る【吹寄】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 風が近い所を吹き通る。また、笛など吹きながら近寄る。[初出の実例]「木のめぐりに帳を立てて、帷子をあげずは、風もえ吹きよらじ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)幻)② 風に吹かれて一方へ寄る。[初出の実例]「月浮て吹よる水の夕すずみ〈無名氏〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by