精選版 日本国語大辞典 「吹き抜く」の意味・読み・例文・類語 ふき‐ぬ・く【吹抜】 〘 他動詞 カ行四段活用 〙① 風が激しく吹きつけて、木や物を吹き倒す。[初出の実例]「辻風おびたたしう吹て〈略〉棟門平門を吹ぬきて」(出典:平家物語(13C前)三)② 金貨に混じっている銀、銀貨に混じっている銅を抜きとって、貨幣を純化する。[初出の実例]「当時元祿金銀を吹抜きて性は美(よ)く成たれども、銭の直段元祿と替らねば」(出典:政談(1727頃)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例