吾を哭し泣く(読み)あをねしなく

精選版 日本国語大辞典 「吾を哭し泣く」の意味・読み・例文・類語

あ【吾】 を 哭(ね)し泣(な)

  1. 私を(声を立てて)泣かす。
    1. [初出の実例]「暫(しまら)くは寝つつもあらむを夢のみにもとな見えつつ安乎禰思奈久流(アヲネシナクル)」(出典万葉集(8C後)一四・三四七一)

吾を哭し泣くの補助注記

「泣く」は下二段活用他動詞で、「泣かせる」という使役の意。一説に、下二段活用の自動詞として、「を」は間投助詞とみる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む