日本歴史地名大系 「呉服町壱丁目」の解説 呉服町壱丁目ごふくまちいつちようめ 山口県:萩市萩城下呉服町壱丁目[現在地名]萩市大字呉服町一丁目東西に通る御成道を挟む両側町。北は古魚店(ふるうおのたな)町と油屋(あぶらや)町、南は南片河(みなみかたかわ)町と古萩(ふるはぎ)の侍屋敷地に接する。宝暦元年(一七五一)の萩大絵図別冊文書によれば、町の長さ二五八間、家数七七、うち本軒一六、店借五七、貸屋四で、ほかに蔵一九ヵ所があった。明治一八年(一八八五)の「山口県地誌稿」では町の幅は東西一町三五間一尺、南北一町二〇間。「萩諸町之旧記草案」は、呉服町の名の由来を、<資料は省略されています>と記し、壱・弐丁目に分れた時期については不詳とする。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by