最新 地学事典 「周口店遺跡群」の解説
チョウコウディエンいせきぐん
周口店遺跡群
Zhoukoudian site group
中国北京市周口店の龍骨山の石灰岩洞窟にある旧石器時代遺跡群で,七つの場所からなる。第13地点は遺跡群中で最古の更新世中期前半の灰燼層と石器を出土。第1地点は更新世中期前~後半の各期の灰燼層,多量の小型石器,多数の動物化石や原人化石(北京原人)を出土。第15地点の石器文化は,小型両面加工石器を含む小型石器と,発達した大型石器の組成を特徴とし,新洞からは古代型新人の化石(新洞人)が出土した。年代は更新世中期末~更新世後期初頭。山頂洞は後期旧石器時代前半の埋葬人骨(上洞人)と骨角器・装身具を出土した。
執筆者:加藤 真二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

