日本歴史地名大系 「周敷村」の解説 周敷村しゆうふむら 愛媛県:東予市周敷村[現在地名]東予市周布(しゆふ)周布村とも記される。道前平野のほぼ中央に位置する古い村で、吉田(よしだ)村の北に位置する。江戸時代の寛文一〇年(一六七〇)西条藩松平氏就封以来、西条藩と小松藩の相給の村であった。天保一三年(一八四二)の「西条誌」に「東ハ小松領北条村、西ハ松山領田野村、南ハ小松領吉田村、北ハ松山領三津屋村」とあり、さらに「当村ハ小松領の周敷村と入交り、犬牙相接と云よりも甚だしく」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報