…部族社会での病気あるいは死はしばしば彼らによって〈毒〉を盛られたとの解釈をもたらすが,この場合の〈毒〉は目に見えぬ毒矢や毒虫(ヘビやサソリなど)による攻撃,さらには言葉自体の中に〈毒〉を含む(呪詛(じゆそ))とさえ考えられ,説明される。呪術,妖術による〈毒〉はしばしば呪薬としてみられる。アマゾン一帯にみられる〈ピリピリ〉はその一つであるが,この呪薬は戦争での一発必中の毒といった面から,相手の心を必ず奪うという媚薬的面に至るまでの多様な用途を含んでいる。…
※「呪薬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...