呪詛・呪咀・咒詛(読み)じゅそ

精選版 日本国語大辞典 「呪詛・呪咀・咒詛」の意味・読み・例文・類語

じゅ‐そ【呪詛・呪咀・咒詛】

〘名〙 (古くは「しゅそ」) ある特定の人や物事を激しく憎み、神仏に祈願してそれを害しようとすること。のろい。ずそ。
続日本紀‐天平元年(729)四月癸亥「勅、内外文武百官及天下百姓、有習異端積幻術、圧魅咒咀害傷百物、首斬従流」
浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)二「人の命を断ことは陰陽道の禁なれ共、舅の疑念をはらす為と硯引よせ、呪詛(ジュソ)の文をしたため」

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