味真郷(読み)あじまごう

日本歴史地名大系 「味真郷」の解説

味真郷
あじまごう

和名抄」東急本は「阿知末」と訓ずる。現武生市東部の、鞍谷くらたに川・文室ふむろ川の作る扇状地味真野一帯に比定される。「万葉集」巻一五の狭野茅上娘子の歌にみえる「安治麻野」は当郷の地と考えられ、今立郡衙もこの地にあったといわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android