デジタル大辞泉
「味酒を」の意味・読み・例文・類語
うまさけ‐を【▽味酒を】
[枕]《「を」は間投助詞》
1 「うまさけ
」に同じ。
「―三輪の祝(=神主)が斎ふ杉」〈万・七一二〉
2 「神奈備山」にかかる。酒をつくるのに米をよく噛んで吐き出したものを瓶にためて発酵させたところから、「かむ」の音を「神」に通わせたものともいう。
「―神奈備山の帯にせる明日香の川の」〈万・三二六六〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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うまさけ‐を【味酒を】
- 枕 ( 「を」は間投助詞 ) =うまさけ(味酒)[ 二 ]①
- [初出の実例]「味酒呼(うまさけを)三輪の祝(はふり)がいはふ杉手触れし罪か君に逢ひ難き」(出典:万葉集(8C後)四・七一二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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