日本歴史地名大系 「呼崎村」の解説 呼崎村よびさきむら 高知県:宿毛市呼崎村[現在地名]宿毛市小筑紫(こづくし)町呼崎宿毛湾東岸の内外(ないがい)ノ浦の奥に流入する小河川流域にあり、宿毛郷の一村。「土佐州郡志」は「田浦村南、縦横十町許、戸凡九」と記す。後述の地検帳に「よぶさき」とあり、享和三年(一八〇三)の仮名付帳も同様の訓を施しているので、近代以降の訓の変化も考えられる。天正一七年(一五八九)の田之浦地検帳によれば検地面積六町余、屋敷数六うち居屋敷四。薬師堂がある。江戸時代の当村は元禄地払帳によると地高総計八三石余、本田高六一石余は山内源蔵(宿毛山内氏)の知行、新田高二二石余のうち貢物地一石余、残りは山内源蔵の役知。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by