日本歴史地名大系 「土佐州郡志」の解説 土佐州郡志とさしゆうぐんし 四七巻四七冊 緒方宗哲編成立 宝永年間写本 高知県立図書館解説 緒方宗哲は山内家儒臣で、本書は官撰地誌とも考えられ、各村々から差出された宝永風土記が基礎になっていると推測される。村ごとに、その位置・地勢・戸数・山川・景勝・寺社・関梁・市店・孝義・古跡・産物・人物・墳墓などを簡単ではあるが細大もらさず記しており、土佐藩政中期の地誌として貴重な史料。なお成立は宝永四年―享保七年の間とみる説もある。活字本 宅間一之氏昭和四〇年刊(謄写本) 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by