和奏(読み)にごそう

精選版 日本国語大辞典 「和奏」の意味・読み・例文・類語

にご‐そう【和奏】

  1. 〘 名詞 〙 不堪佃田奏(ふかんでんでんそう)うち、荒奏(あらそう)ののちに行なわれる奏上。毎年一一月七日に国司の作成した不堪佃田の坪付帳旧年に比較し、その田数を議定して天皇に奏上すること。また、その奏上。〔北山抄(1012‐21頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む