和田屯田兵村被服庫(読み)わだとんでんへいそんひふくこ

日本歴史地名大系 「和田屯田兵村被服庫」の解説

和田屯田兵村被服庫
わだとんでんへいそんひふくこ

[現在地名]根室市西和田

根室市街地から落石おちいし方面に延びる道道根室―落石線の中間地点、和田小学校横にある。屯田兵関係では現存する唯一の被服庫で、道指定文化財。和田屯田兵村が設置される前年の明治一八年(一八八五)に大隊本部の付属施設として建設された。構造は木造切妻屋根の平屋建、桁行一八メートル・梁間九メートル、アメリカ西部開拓時代のバルーンフレーム様式で、札幌の時計台と同形式。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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