デジタル大辞泉 「和語説略図」の意味・読み・例文・類語 わごせつのりゃくず〔ワゴセツのリヤクヅ〕【和語説略図】 江戸後期の文法図表。1枚。東条義門著。天保4年(1833)刊、同13年増補。「友鏡」を整理したもので、文語の活用形式を示し、各活用形の用法・接続関係を一覧できるようにまとめた図表。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「和語説略図」の意味・読み・例文・類語 わごせつのりゃくずワゴセツのリャクヅ【和語説略図】 江戸後期の語学書。一鋪。東条義門著。天保四年(一八三三)刊。「友鏡(ともかがみ)」を整理したもので、文語の活用型式を示し、各活用形の用法・接続関係を一覧できるように仕立てた図表。後に義門はこの図の注解として「活語指南」を公にした。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の和語説略図の言及 【国語学】より …今日説くところの四段活用,二段活用,一段活用および変格活用の分類は,彼によってほぼその根幹が形づくられ,このような命名も,彼にさかのぼる。つぎに,義門は,係結の図表であった《てにをは紐鏡》を活用の図表に改めた《和語説略図》を作った。この図表に至って,はじめて,六つの活用形にそれぞれの名が与えられた。… ※「和語説略図」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by