デジタル大辞泉 「友鏡」の意味・読み・例文・類語 ともかがみ【友鏡】[書名] 江戸後期の語学書。1巻。東条義門著。文政6年(1823)刊。本居宣長の「てにをは紐鏡ひもかがみ」を補訂したもので、係り結びの法則を活用によって整理し、図表に示す。てにをは友鏡。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「友鏡」の意味・読み・例文・類語 とも‐かがみ【友鏡・共鏡】 [ 1 ] 〘 名詞 〙① 二枚の鏡を前と後ろに使って、前の鏡に後ろ姿を写して見ること。また、合わせ鏡をいう。[初出の実例]「水の面と月や中よきとも鏡〈貞徳〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一〇秋)② 二つのものを照らし合わせて見ること。対照してみること。[初出の実例]「黒髪と雪との中のうき見ればともかがみをもつらしとぞ思ふ」(出典:歌仙本貫之集(945頃)九)[ 2 ] ( 友鏡 ) ⇒てにをはともかがみ(てにをは友鏡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例