デジタル大辞泉 「咳喘息」の意味・読み・例文・類語 せき‐ぜんそく【×咳×喘息】 喘鳴や呼吸困難は伴わず、空咳だけが長く続く喘息。鎮咳薬は効果が少なく、気管支拡張薬やステロイド剤が有効。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「咳喘息」の解説 咳喘息 咳だけが長く続く喘息のこと。風邪をひいた後やタバコの吸いすぎ、アレルギーなどにより、気道が過敏となった状態が続くことにより起こる。2~3週間からひどい時は数か月~数年続く。咳喘息には、気管支喘息にみられるゼーゼーと音が鳴る「喘鳴(ぜんめい)」や呼吸困難がなく、気管支拡張薬や吸入ステロイド薬が効果をあらわす(通常の風邪薬では効果がない)。早期治療が必要で、咳喘息の患者の3割ほどが気管支喘息に移行するとされている。 (2016-4-21) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報