最新 地学事典 「哀牢山層群」の解説
アイラオシャンそうぐん
哀牢山層群
Ailaoshan Group
中国雲南省南部の紅河断裂帯の西縁に沿って延長400km,幅15kmの時代不明の変成帯を構成する変成岩類。その南帯は弱変成帯で古生界下~上部層,三畳系を原岩とし,北帯は強変成岩でミグマタイト・片麻岩(所により眼球片麻岩)・片岩・大理石からなる。南部に金平銅鉱山がある。らん閃石片岩帯を含む複変成岩で,同位体変成年代は多く中生代の値を示す。対をなす変成帯を構成し,原岩は上部原生界~古生界で,この年代に変成された古期変成岩が中生代に再変成されたと考えられる。
執筆者:佐藤 信次
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

