精選版 日本国語大辞典 「層群」の意味・読み・例文・類語 そう‐ぐん【層群】 〘 名詞 〙 地層区分の一つ。累層が二つ以上集まったものをいう。一般に一つの堆積(たいせき)盆地内に堆積した地層群全体を代表する。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「層群」の意味・わかりやすい解説 層群そうぐんgroup 地層を岩相単位で区分する場合に用いられる単位で、層(累層)より一段階上のもの。通例、複数の累層を寄せ集めたもので、上限、下限を不整合で境された地層群に対して用いられることが多い。命名する場合は、模式的に分布する地名をつけて、たとえば三宝山(さんぼうさん)層群というようによぶ。層群と累層の中間の単位として亜層群を用いることがある。また層群を複数寄せ集めたものを累層群(超層群)とよぶ。[村田明広][参照項目] | 岩相 | 層 | 不整合 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例