唐物町一丁目(読み)からものまちいつちようめ

日本歴史地名大系 「唐物町一丁目」の解説

唐物町一丁目
からものまちいつちようめ

[現在地名]東区唐物町一丁目・船場中央せんばちゆうおう一―二丁目

東は箒屋町ほうきやまち筋を挟んで南本みなみほん町一丁目上半かみはん南部と接し、西は一丁目筋を経て八百屋町やおやまち筋までが町域。明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。大坂三郷南組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数三九・役数四〇役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は木瓜屋小左衛門。これより先同七年には北側の屋敷全部が半役ずつ免除されて一五役が減少した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android