唐箱(読み)からはこ

精選版 日本国語大辞典 「唐箱」の意味・読み・例文・類語

から‐はこ【唐箱】

  1. 〘 名詞 〙 中国製の箱。また、中国風に作った美しく珍しい箱。
    1. [初出の実例]「童謡(わざうた)曰 天には琵琶をそ打なる、玉児牽裾の坊に、牛車は善けむや、辛苣(からはこ)の小苣の華」(出典続日本後紀‐承和九年(842)八月甲戌)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android