唐船風説書(読み)とうせんふうせつがき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唐船風説書」の意味・わかりやすい解説

唐船風説書
とうせんふうせつがき

江戸時代,中国から長崎に来た中国船がもたらし,幕府に書きあげられた中国情報。正保1 (1644,清の順治1) 年より享保9 (1724,清の雍正2) 年まで 81年間の 2300通が『華夷変態』および『崎港商説』に集められ,『通航一覧』にも若干収録されており,清朝のみならず,鄭氏一族,三藩仕出しの唐船のもたらす明清交代朝の情報に富むが,享保以降は重要性が減少し,また『和蘭風説書 (おらんだふうせつがき) 』に「支那の風説」が盛られるようになって,残り方も少くなった。

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